「背骨の日」をきっかけに姿勢を正して体調を良くしていきませんか?

5月27日は「背骨の日」

なぜ背骨の日かというと背骨が主に腰椎5個、胸椎12個、頸椎7個から構成されており、それを並べた「5127」の「1」を「/」(スラッシュ)に見立てると「5/27」となることからだそうです

肩こり、腰痛、膝の痛み、内臓の不調など、さまざまな症状は背骨の歪みから発生することが多い。これらの症状を背骨のコンディションを整えることで改善し、健康になってもらうことが目的で制定されたそうです

あなたの姿勢は大丈夫?スマホが手放せない現代人はスマホを持つことによって姿勢が悪くなり背骨に負担がかかっています。肩こり・腰痛などは背骨の影響とわかりやすいですが、実は自律神経の乱れからくる不調も背骨が関係することがあります。背骨と自律神経の関係、そして対策を書いています。できることからやって、現在起きている体調不良の改善に、または、これから先の病気予防にお役立てください

背骨は正式には脊椎と呼ばれ、頭の付け根、首から始まってお尻の割れ目辺りまで縦に伸びています

神経は全身を張り巡って様々な情報を伝達しているネットワークで、その中でも自律神経は脳と脊髄から始まり、各臓器や器官に分布しています。呼吸や心拍、血圧、消化・排泄、汗や涙の調節などさまざまな生命活動に関わっています

先ほど書いたように自律神経が始まる場所の1つが脊髄で、この脊髄は背骨の中の脊柱管という場所の中を通っているため背骨により自律神経が守られているのです

つまり、背骨は自律神経の通り道とも言えます

・スマホを長時間見ている

・仕事、学校などで座りっぱなし

・ストレス ストレスがかかると身体は緊張し姿勢が悪くなりやすい

背骨がゆがむと骨格もゆがんできます。骨格がゆがむと肩の高さが左右で違ったり、骨盤がゆがんだりして体の機能までうまくいかなくなります。猫背になる、胸郭の動きが悪くなると呼吸に影響します。すると息がしにくい、呼吸が浅くなります。呼吸が浅くなると交感神経の興奮状態が続き、リラックスできにくい、熟睡するのが難しくなるなどが起こります。また、酸素の取り込みが悪くなり細胞が酸素不足になることで内臓の働きが悪くなりいろんな不調を招きます

背骨のゆがみに大きく関わっていると思われるスマホ。対策法も書いておきます。できることからはじめましょう

★スマホを目の高さに持ち上げてみる

スマホを下に向けて覗き込む姿勢は、首に大きな負担をかけます。頭の重さは約4~6kgあり、15度うつむくだけで首には約12kgもの力がかかると言われています。深くうつむくと、その負担はさらに増大するのでスマホを見る時は極力、頭を下げないように気をつけましょう

★30分に一回は休憩してスマホから目を離しましょう

休憩中に身体を動かすとよりいいですね

★寝ながらスマホはやめましょう

仰向け、横向き、うつ伏せ、どの姿勢でも首や肩に不自然な負担がかかります。寝ながらスマホをやめるだけで肩の痛みがましになったという方もいらっしゃいます。また、寝る前のスマホは良い睡眠の邪魔になります。寝る前はスマホを見るのを避けましょう

背骨は肩こり・腰痛などだけでなく自律神経の働きなど私達の健康に大きく関わります。背骨の日をきっかけにあなたの姿勢をチェックして、これからの健康な身体作りに役立ててくださいね

ウエスギ薬局 薬剤師上杉優子

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