暑さ対策としてしていることでも、やり過ぎると体調が悪くなるかもというNG行為とは?
今年の夏は異常に暑い。エアコンをつけたり、ハンディファンを使ったり、ネッククーラーを使ったりと暑さ対策をされていると思いますが、実はこの中でやり過ぎると、体調を悪くしてしまうものがあるのです

どれもじゃない?と言われそうですね

エアコンは冷やしすぎると身体がだるくなるし、ハンディファンもドライアイやお肌の乾燥につながるし

ですが、今回は首を冷やしすぎると良くないという話をしたいと思います
暑い時、首を冷やすと身体がいっきに涼しくなり、気持ちいいですよね
ですが、冷やしすぎると体に悪影響を及ぼすのです

首を冷やしすぎると
頭痛・肩こりがつらくなったり、夏風邪をひきやすくなったりします

頭痛や肩こりにつながってしまうわけとは
首には神経や血管がたくさん集まっています。それらが冷やされることで自律神経が乱れ、血行不良になることで頭痛・肩こりを引き起こします。
暑い時、一瞬首を冷やすのはいいと思いますが、冷やしすぎないよう気をつけましょう。冷やしすぎて、少し頭が痛い、肩がこったかな?と思ったときはすぐにホットタオルなどで肩や首を温めておきましょう。気のせいかもと対処が遅れてしまうとずっと調子が悪いということになりかねませんから、すぐに温めておくのがコツです

首を冷やしすぎると風邪をひきやすくなるワケ
喉は免疫に深く関わります
首が冷えるとのど粘膜の免疫が低下しウイルスに対して対抗できなくなり風邪をひきやすくなります
夏だけでなく、冬も喉は冷やさない方が免疫力を落とさなくて済みますので、これは覚えておいてくださいね
冬は首にタオルなどを巻いて首を冷やさない風邪予防をおすすめするのですが、さすがに夏はこの方法はおすすめできません。ですので暑くて首を冷やすにしても冷やしすぎないようにだけは気をつけてくださいね

喉が免疫にかかわるにはのど粘膜に存在しているIgAがカギなのです。このIgAは粘膜の上でウイルスと結合し毒素を無毒化することで感染を阻止してくれるのです。しっかりとIgAに働いてもらうには喉、首の血流を良くしておくこと!ですので喉、首は冷やしすぎないことが大切なのです

暑さ対策としてしているけど、やり過ぎるとNGなものとは
首を冷やしすぎること
適度に冷やして、上手に暑さ対策をしておいてくださいね
暑い夏でも、エアコンやネッククーラー、冷たいものを飲むなどして、意外と体は冷えています
夜は湯船につかって体の芯から温めておくことが夏を元気に過ごすコツです
ぜひ、やっておいてくださいね
もちろん、これ以外にも夏を元気に過ごすためにお役に立つ滋養強壮剤、サプリメント、漢方薬がいろいろあります
あなたに合ったものを一緒に選ぶお手伝いいたします。今からでもまだまだ間に合います。ご相談くださいね
ウエスギ薬局 薬剤師上杉優子
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