更年期が終わっても体調がスッキリしない方へ
あともう少しだからと思ってなんとか耐えた更年期の時期
やっと終わった?そろそろ元気になってもいいのに、
なんで身体、不調な状態が続くの?
というご相談が多いので、今日は更年期後のことについて書いてみます
更年期が終わった頃からのことを
「アフター更年期」と呼ばれています
更年期は人によりますが、とんでもなくつらい毎日を過ごされる方がいらっしゃいますよね
更年期だから仕方ないと頑張って頑張って耐えてきて
そろそろ更年期は終わるんじゃない?という年齢になっても
まだつらい状態が続く方もいらっしゃいます
これってなぜなのでしょうか?
そもそも更年期とは?
閉経の前後5年くらいを更年期といいます
45歳から55歳くらいですね
それ以降は更年期による不調も落ち着くとされていますが
全然体調が良くならないという方もいらっしゃいます
更年期とアフター更年期、何が違うのでしょうか?
更年期は
女性ホルモンが急激に減ることで
それにより、自律神経も乱れやすくなり
体のバランスが乱れ体調不良が起こりやすい時期
アフター更年期は
女性ホルモンが少ない状態がずっと続いているのです
更年期の頃は卵巣から女性ホルモンが作られますが
更年期以降は副腎から作られる女性ホルモンが主体となります
この時期、年齢的にも親の介護や仕事では重要な役になったりと、かかるストレスも多くなります
ストレスがかかると副腎は疲れ果て、ますます女性ホルモンがうまく作られなくなるのです
そのため、
ずっと体調不良を引きずることになります
ちなみに、女性ホルモンは女性の働きだけを担っていると思いますか?
実は
卵巣、子宮、乳房以外にも
心臓、肝臓、皮膚、血管、骨、泌尿器などにも関与していて
私達の健康維持に重要な役割を果たしてくれているのです
もちろん、男性にもです
つまり、女性ホルモンの少ない状態が続くアフター更年期の時期は
臓器の機能が低下し
動悸、息切れ
高血圧、骨粗鬆症、動脈硬化、乾燥肌
頻尿、尿失禁、夜間尿など全身に影響が現れるのです
更年期のあとはアフター更年期も控えている
女性ホルモンは体の中で、多くの重要な働きをしているため、少ない状態が続くアフター更年期は
より全身で調子の悪いところが増えてきます
更年期を過ぎてもまだ体調が悪いという方は
・漢方で不快な症状を楽にする
・漢方でホルモン、自律神経のバランスを整える
・女性ホルモンをサプリでフォロワーする
などして、少しでも体調不良を解消しましょう
更年期後の体調不良が女性ホルモンと関係があると思われていない方が多いです
1人で悩まず話してみませんか?
あなたのつらい症状は何ですか?
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ウエスギ薬局 薬剤師上杉優子
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