更年期ドライシンドローム 乾燥が気になる方へ

寒い日が続きます。暖房をかけ始めると一気に身体、肌が乾燥してきましたね

特に冬は乾燥する場所が次々と出てきて乾燥の連鎖が悩み

ということで、続々起こる乾燥、ドライシンドロームについて書いてみたいと思います

もしかして私もそうかも?と思う方

対策も書きますので、最後まで読んでみてくださいね

更年期のドライシンドローム

あなたはどこが乾燥していますか?

体が乾燥してかゆい

口の中が乾燥して食べ物が食べにくい

肌が乾燥してしわが増えた気がする

目が乾燥してつらい

手が乾燥して荒れてきた

などなど体のいたるところが乾燥する。。。

それってドライシンドロームかも

ドライシンドロームとは

肌だけでなく目、鼻、口など体のいろんな場所が乾燥すること

特にドライマウス、ドライアイ、肌の乾燥、膣の乾燥です

乾燥しやすい場所と出る症状とは

目ーごろごろする、疲れる、目が開けにくい、不快感がある

鼻ー違和感がある、鼻血が出やすくなった

口ー口臭がある、食べ物が食べにくい

肌ーかさかさする、荒れる、赤くなる、かゆくなる

膣ーひりひりする、かゆみがある

などの症状が出てきます

こういった乾燥状態が続き悪化すると

目ー核膜などにキズが付く

鼻ー免疫力が低下しやすくなる

口ー虫歯、歯周病になりやすくなる

肌ーしわ、たるみ、シミなどお肌トラブルが起こりやすくなる

膣ー細菌性膣炎など炎症が起こりやすくなる

など新たな病気につながることもあります

なぜ、更年期に乾燥するのでしょうか?

女性ホルモンには肌や粘膜の潤いを保つ働きがあります

その女性ホルモンが減るのですから潤いが保てず乾燥しやすくなります

また、年齢的にもだ液や涙などの外分泌腺の機能も低下します

そのため、潤いが無くなってくるのです

更年期以降の潤い不足は

漢方では

腎虚(じんきょ)といいます

腎とは腎臓のことだけでなく、生命エネルギーなども指します

それが虚する、減るということから

身体を潤す力が弱くなったり、潤い成分を分泌する機能が低下してしまいます

年だから仕方ないのですが、ここは漢方が力になれます

腎虚の改善には補腎(ほじん)することができる生薬を飲んで対策ができます

また、生活面では

夜更かしをしたり

体を冷やすと

ますます腎虚は悪化してしまいます

そのうえ、冬は腎虚が進みます

つまり老化が進みます

この時期は身体を温かくして早めに寝ることを心がけてくださいね

更年期のドライシンドロームまとめ

更年期以降の乾燥はいろんな場所で起こりやすい

乾燥をそのままにして悪化してしまうと他の病気まで引き起こしてしまうこともある

乾燥対策は早目が肝心

生活面では

早めに寝て、体を冷さないこと

漢方では腎虚になるとますます乾燥するので補腎ができる漢方を飲んで対策する

ちなみに

潤いを助けてくれる食べ物(腎虚になるのを遅くするもの)

・山芋やオクラなどのネバネバ食品

・黒豆やアーモンド、落花生などのナッツ類

・ゴボウ、レンコンなどの根菜類

*辛いものは水分を奪ってしまうので、より乾燥します

極力控えましょう

そのほか、体に負担なく保湿できるもの

化粧品、入浴剤など皆さんに好評なものいろいろあります

サンプルで使用感を試せますので乾燥対策のサンプル欲しいと言ってご来店くださいね

また体の中からの対策も一緒に考えますので、今のお悩み話してくださいね

ウエスギ薬局 薬剤師上杉優子

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