サンドウィッチマン伊達さんの脳梗塞のニュースに思うこと。夏に注意したい「脳梗塞」と脱水対策。広島市中区舟入漢方|ウエスギ薬局
「サンドウィッチマンの伊達さんが脳梗塞に……」
そんなニュースを見て、驚かれた方も多いのではないでしょうか
お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきおさんが、体調不良を訴えて病院で検査を受けたところ、脳梗塞と診断され、当面の間、治療に専念するため休養すると発表されました
所属事務所の発表によると、迅速に医療機関で対応してもらい、現在は入院治療を受けながらリハビリに励んでいるとのことです
お笑い大好きな私、もちろん、サンドウィッチマンさんも大好きです
一日も早い回復を願いたいですね
そして、このニュースを見て私たち薬剤師夫婦が思ったのは、
「脳梗塞は、自分には関係ないと思っている方にこそ、知っておいてほしい病気だな」
ということ
しかも、8月も終わりですが、
まだまだ暑い日が続きそうです
実は、夏には「脱水」と脳梗塞の関係にも注意が必要です
今回は、夏に知っておきたい脳梗塞と脱水について、薬剤師の立場からお話ししますね
そもそも「脳梗塞」とは?
脳梗塞とは、脳の血管が詰まることで、その先の脳細胞に十分な血液が届かなくなり、脳の働きに障害が起こる病気です。
脳卒中には、
脳梗塞
脳出血
くも膜下出血
などがあります
厚生労働省のe-ヘルスネットでは、脳卒中の大きな危険因子として「高血圧」が挙げられています
高血圧が長く続くと動脈硬化が進み、脳梗塞などの脳血管障害につながることがあります
つまり、
脳梗塞は「突然起こる病気」ですが、その背景には日頃の健康状態や生活習慣が関係していることがあります
だからこそ、普段からの健康管理が大切なんですね

夏は「脱水」による脳梗塞にも注意
「脳梗塞って冬に多いイメージがあるけど、夏も注意が必要なの?」
そう思われる方もいるかもしれません
実は、夏の脳梗塞で特に気をつけたいのが、
「脱水」です
暑い夏は汗をたくさんかきます
その一方で、
「トイレが近くなるから、水分を控えている」
「仕事中は忙しくて、あまり水を飲んでいない」
「夜トイレに起きたくないから、寝る前は水分を控えている」
という方も少なくありません
体から出ていく水分に対して、摂る水分が少なくなると、脱水状態につながります
厚生労働省の健康情報でも、脱水状態は熱中症だけでなく、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクにつながるため、こまめな水分補給が大切とされています
「喉が渇いてから」では遅い?
夏の水分補給で大切なのは、
「喉が渇いたら飲む」だけではなく、こまめに水分をとること
特に、
起床したとき
外出するとき
汗をかいたとき
運動したあと
入浴後
就寝前
などは、水分を意識してとりたいタイミングです
ただし、心臓や腎臓などの病気で水分摂取量について医師から指示を受けている方は、自己判断で水分量を増やさず、主治医の指示を優先してください
また、アルコールは水分補給にはなりません
「暑い日のビールがおいしい!」
……気持ちはものすごく分かります(笑)。
でも、飲酒は脱水を進めることがあるため、水分補給とは分けて考えることが大切です
「ちょっと変だな」を見逃さないで
脳梗塞で怖いのは、
「少し休めば大丈夫かな?」と様子を見てしまうこと
夏は、脳梗塞の症状が熱中症と似ていることもあり、見分けにくい場合があります
例えば、
片側の手足に力が入りにくい
片側の手足がしびれる
顔の片側が下がる、ゆがむ
ろれつが回らない
言葉が出にくい
片方の目が見えにくい
物が二重に見える
急なめまい、ふらつき
立ったり歩いたりすることが難しい
などの症状が突然現れた場合は、脳梗塞などの可能性も考え、「少し様子を見よう」とせず、速やかに医療機関へ相談することが大切です
特に、
顔・腕・言葉の異常は要注意
「いつもと違う」と感じたら、時間を置かないことが大切です
「これは熱中症かな?」
「疲れているだけかな?」
と自己判断しないことです
緊急性が疑われる場合は、救急要請を含め、適切な医療機関につなげることを優先してくださいね

脳梗塞を防ぐために、普段からできること
脳梗塞は、脱水だけが原因になるわけではありません
日頃から、
① 血圧をチェックする
「最近、血圧を測っていない」という方は、一度確認してみましょう
特に健康診断などで血圧について指摘されたことがある方は、そのままにしないことが大切です
② 健診結果を放置しない
血圧だけではなく、
血糖値
LDLコレステロールなどの脂質
体重
腹囲
なども、自分の健康状態を知る大切な情報です
「ちょっと数値が高かったけど、まあいいか」
と放置せず、必要に応じて医療機関に相談しましょう
③ 水分不足を避ける
暑い季節は、喉が渇く前からこまめな水分補給を意識しましょう
④ 食生活を見直す
塩分の摂りすぎや偏った食生活にも注意
毎日の食事を少しずつ見直していくことが、長い目で見た健康管理につながります
⑤ 喫煙・飲酒習慣を見直す
喫煙や過度な飲酒も、脳卒中のリスクと関係します
「いきなり全部変える」のではなく、
「まずはここから」
とできることを一つずつ見つけていきましょう

私たちが薬局でよくいただくご相談のひとつが、
「病院に行くほどではないと思うんだけど、ちょっと気になるんです」
というものです
例えば、
「最近、血圧が気になる」
「健康診断の結果が気になる」
「夏になると毎年体調を崩す」
「疲れがなかなか取れない」
「薬を飲んでいるけど、飲み合わせは大丈夫?」
など
そんなときに、
「誰に相談したらいいんだろう?」
と思うことがありますよね
私たちは薬剤師夫婦として、そんな「ちょっと気になる」を気軽に相談していただける薬局でありたいと思っています
もちろん、脳梗塞を疑う症状がある場合は、薬局で様子を見るのではなく、医療機関での診察が優先です
また、漢方薬や健康食品なども、病気の治療や脳梗塞の予防の代わりになるものではありません
そのうえで、
今の自分の体調や生活習慣を見直したい
今飲んでいる薬について薬剤師に相談したい
健康診断の結果について気になることがある
というときには、ぜひお気軽にご相談ください
まとめ|伊達さんのニュースを、自分の健康を見直すきっかけに
サンドウィッチマン伊達さんの脳梗塞のニュース
突然のニュースに驚いた方も多いと思います
でも、こうしたニュースを「怖い話」で終わらせるのではなく
「自分の健康について考えるきっかけ」
にしたいですね
8月が終わろうとしているのに、まだまだ暑さが続きそうです
夏は汗をかきやすく、脱水にも注意が必要です
今日からできることは、
こまめに水分をとる
血圧を測ってみる
健診結果を見直す
食生活を振り返る
お酒や喫煙習慣を見直す
体の「いつもと違う」に気づく
まずは、この中のひとつからで大丈夫です
健康は、何かが起こってから守るものではなく、
何もない今から、少しずつ守っていくもの
「最近ちょっと気になるな」
そんな小さなことでも大丈夫です
お薬のこと、漢方のこと、健康診断のこと、日頃の体調のこと
「こんなこと相談してもいいのかな?」ということでも、お気軽にお声かけください
話してみたら、ちょっと安心した
そんな薬局でありたいと思っています
どうぞお気軽にご相談くださいね
ウエスギ薬局 薬剤師上杉優子
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