更年期で食欲が止まらない…漢方相談で多い原因と整え方|広島市中区舟入|ウエスギ薬局
更年期に「食べても満足しない」「つい間食が増える」「夜になると甘いものが止まらない」——そんな変化に戸惑う方は少なくありません。
実はこの“止まらない食欲”は、気合い不足ではなく、ホルモン変化・睡眠・ストレス・血糖の波などが重なって起きやすい状態です。

この記事では、更年期に食欲が止まらなくなる理由と、今日からできる整え方、そして漢方相談では何を見立てるのかを、できるだけ分かりやすくまとめます。

更年期に食欲が止まらないのはなぜ?よくある原因4つ
1)女性ホルモンの変化で「満足のスイッチ」が入りにくくなる
更年期は女性ホルモンが急激に減っていく時期です。ホルモンの変化は、体温調節や気分だけでなく、食欲にも影響します。

2)食欲をコントロールするホルモン(レプチン)の働きが乱れやすい

食欲は「レプチン」というホルモンでもコントロールされています。食事をして血糖が上がると脂肪細胞からレプチンが分泌され、満腹中枢に働きかけて食欲を抑える、とされています。

そしてこのレプチンの分泌やバランスには女性ホルモンが関わるため、更年期は**“食べたのに落ち着かない”**状態が起こりやすくなります。

3)睡眠不足で「食欲が強くなる」方向に傾きやすい
更年期は、寝つきが悪い・夜中に目が覚める・寝ても疲れが取れない、などが増えがちです。睡眠が乱れると、体は「回復の不足」を補おうとして、甘いものや刺激のあるものに手が伸びやすくなります。
4)ストレスや血糖の波で「つい食べてしまう」が加速する
更年期は環境の変化(家庭・仕事・親のことなど)も重なり、ストレスが増えやすい時期です。ストレスがかかると、“一時的に楽になる行動”として食べたくなることがあります。
また、パン・麺・菓子などが続くと血糖の上下が大きくなり、「また欲しい」が起きやすい状態になります。
タイプ別チェック:あなたはどのパターン?
当てはまるものが多いところが、まず整えたい“入口”です。
A:夜に強いタイプ
夕食後〜寝る前に欲しくなる
お風呂や寝る前も頭が休まらない
寝つきが悪い/途中で起きる
B:甘いもの中心タイプ
甘いもの・パン・スナックが止まらない
食後すぐに「口がさみしい」
午後に一気に眠くなることがある
C:常に空腹感タイプ
食べた直後でも物足りない
早食いになりやすい
なんとなく胃が落ち着かない
漢方ではどう考える?(相談でよくある見立て)
漢方相談では「食欲」だけで判断せず、睡眠・気分の波・汗やのぼせ・冷え・便通・むくみ・疲れ方なども一緒に整理していきます。更年期の不調は、ひとつの原因だけでなく、いくつかが重なっていることが多いからです。
ここでは、あくまで“見立ての方向性”として、よくあるパターンを紹介します。
1)気分の波が大きい/イライラ・モヤモヤが強い
緊張が続いて気持ちが休まらないと、食欲が「気分の逃げ道」になりやすいことがあります。
2)のぼせ・ほてり・寝汗があり、落ち着かない
体の熱感があると、眠りが浅くなり、結果的に食欲のコントロールが難しくなることがあります。
3)むくみやすい/だるい/胃が重い
体の巡りや水分代謝が乱れると、体がスッキリせず、食欲も“過不足のない状態”に戻りにくいことがあります。
※実際には、これらが混ざることも多いので、相談では状況を丁寧にうかがいながら整理していきます。
今日からできる整え方:食欲を落ち着かせる7つ
ここからは、できることからでOKです。全部やる必要はありません。

1)まずは「よく噛む」を徹底する
噛むことは脳への刺激になり、満足のスイッチが入りやすくなります。
よく噛むためのコツ
食材を大きめに切る。又は、少し固めにする
薄味にする(味が濃いと飲み込みが早くなりやすい)
食事中は水やお茶などで流し込まない(唾液を出して、ゆっくり食べる)
2)「最初の一口」をたんぱく質・温かい汁物に寄せる
いきなり甘いもの・パンから入るより、最初を整えると後半の暴走が起きにくくなります。最初の一口だけでいいので、まずは30回噛むことを目指してみましょう。
3)夜の甘いもの対策は「やめる」より「置き換え」
完全に我慢より、置き換えの方が続きます。
例:温かい飲み物をゆっくり飲んでみる/小さく切って残りは翌日に回す など
4)眠りを先に整える(食欲より先に)
食欲が乱れる方の多くは、眠りも乱れがちです。
入浴のタイミング、寝る前のスマホ、カフェインの時間など、1つだけでも変えると差が出ます。
5)「ストレスの逃がし方」を食以外にも作る
食べる以外に“落ち着く行動”があると、食欲は落ち着きやすいです。ゆっくりした深い呼吸、軽いストレッチ、温める、散歩など。
6)間食は「時間を決める」
“いつでもOK”にすると増えます。
例:15時だけ/夕食後は無し、など決まりごとを作ってしまいましょう
7)空腹と「口さみしさ」を分けて扱う
本当に空腹なのか、口が寂しいのか。ここが分かれるだけで、選択が変わります。
(口さみしさなら、温かい飲み物や少量で十分なことも多いです。また、歯みがきをすると食欲が落ち着きます)
受診の目安:こんな時は医療機関へ
更年期と重なって見えやすい症状でも、別の要因が隠れていることがあります。次のような場合は、医療機関での確認も検討してください。
急な体重の増減が続く
動悸・息切れ・手の震えが強い
強いだるさ、日常生活に支障が出る
眠れない状態が長く続く
気分の落ち込みが強く、つらさが増している
(治療中の方でも、体調の整理や生活面の工夫など、相談でお手伝いできることがあります。)
よくある質問(FAQ)
Q1. 更年期の食欲はいつまで続きますか?
個人差が大きいですが、波がある方が多いです。生活の整え方や、眠り・ストレスの状態で変わることもあります。
Q2. 甘いものが止まらないのは更年期のせいですか?
更年期の影響で起きやすくなることはあります。ただ、睡眠・血糖の波・ストレスが重なっていることも多いので、状況を分けて考えるのが近道です。
Q3. 漢方相談では何を準備して行けばいいですか?
気になっている症状、生活リズム、服用中のお薬や検査結果があれば分かる範囲でOKです。初回は40〜60分ほど時間をいただき、薬だけでなく生活面も含めて整理します。
Q4. 食欲以外(のぼせ・汗・不眠など)も一緒に相談できますか?
もちろんです。更年期の不調は複数が重なりやすいので、まとめて整理するほうが方向性が見えやすくなります。

まとめ:更年期の食欲は「整理して整える」と落ち着きやすい
更年期に食欲が止まらなくなるのは、女性ホルモンの変化に加えて、睡眠やストレス、血糖の波が重なることで起きやすい状態です。レプチンなど食欲に関わる仕組みも影響します。
まずは、よく噛む・眠りを整える・夜の甘いものの置き換えなど、できるところからで大丈夫です。
そして「自分では整理しきれない」「何からやればいいか分からない」と感じたら、食欲だけでなく全体を見立てながら、一緒に整え方を考えていきましょう。
ウエスギ薬局 薬剤師上杉優子
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