更年期女性10人に1人が起こると言われる胸の痛み
更年期は身体にいろんな変化が起きて戸惑います
少しでも気が楽に、スッキリと過ごせるようにとこのブログを書いています
読んで、こういうこともあるのだと知っておいてくださいね

更年期に胸の痛みが起こることがあるのですが、他の症状と同じく更年期だからかな?で片付けてしまい、血管、血流の悪化が悪くなっていると思わず過ごしてしまう人もいらっしゃいます
血管、血流は健康な身体作りにとても大切です
いつまでも元気で過ごすためにも、ぜひ読んでおいてくださいね

胸が痛む、締め付けられる感じ
でも、すぐに治るから大丈夫なんだけど
やはり心配。。。

それは
「微小血管狭心症」かもしれません

微小血管狭心症とは
心臓に酸素を送る細い血管が過度に収縮して心臓にダメージが起きる、痛みが起こる狭心症のこと
狭心症は心臓の太い血管が詰まって起こると思われていますが
微小血管狭心症は0.5ミリ以下の細い血管が狭まって起こります

微小血管狭心症は40~60代の女性の約14%が経験したことがある
更年期の女性の10人に1人が発症すると言われています
過労、不眠、寒冷などが誘因になるそうです
なぜ、更年期に起こりやすいのでしょうか?

更年期は女性ホルモンが減ります
女性ホルモンには血管をしなやかにして広げる働きがあるので、女性ホルモンが減ると血管が収縮しやすくなるのです
そのうえ、

更年期に女性ホルモンが減ることで、自律神経のバランスが乱れます
その他の更年期独特な不快症状も現れます
するとストレスが強くなり、交感神経が優位になり、ますます血管が収縮してしまうのです

更年期に起こる胸の痛みは
微小血管狭心症かもしれません
細い血管に血液が流れにくい状態ですから、そのまま放置しておくと体にとってよくありません
胸だけでなく肩やお腹など他の場所が痛くなることはありませんか?
血流が悪いといろんな病気を引き起こします
早めに対策致しましょう
この微小血管狭心症のように女性ホルモンが減ると思ってもみなかった症状が現れることがありますし、その症状が女性ホルモンの影響だと思わないこともあります
まずは、気になることなんでもお話しください
このくらい大丈夫よねと思っていても、気になってしょっちゅう考えてしまうと、それがストレスになります
早めに改善しておくと、これから先、もっと元気に楽しく過ごせますよ
ウエスギ薬局 薬剤師上杉優子
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