4月7日は「おなかと腸活の日」|腸内環境がアレルギー・免疫・肌・認知症まで左右する理由【薬剤師が解説】広島市中区舟入漢方|ウエスギ薬局

4月7日は「おなかと腸活の日」。
「よ(4)いお(0)な(7)か」という語呂合わせから生まれました。

おなかと腸活の日

でも、この“おなか”。
ただの語呂合わせで終わらせるのは、正直もったいない!

・アレルギーがなかなか改善しない
・風邪をひきやすい
・肌トラブルが続く
・年齢とともに不調が増えてきた

こうした悩み、実はバラバラに見えて――
共通の原因が「腸」にあるケースがとても多いんです。

私たちは広島の漢方相談薬局として、日々さまざまなご相談を受けています。
その中で強く感じているのが、

「腸が整うと、体はちゃんと変わる」という事実です。

今回は、腸活の中でも特に重要な
「短鎖脂肪酸(たんさしぼうさん)」というキーワードを軸に、
腸と体の深い関係を、できるだけ分かりやすくお伝えします。

腸をよみがえらせるスーパーヒーロー短鎖脂肪酸
腸をよみがえらせるスーパーヒーロー短鎖脂肪酸

腸活で最も大切な「短鎖脂肪酸」とは?

腸活というと、
「ヨーグルト」「発酵食品」そんなイメージが多いと思います。

もちろんそれも大切です。
でも、本当に大事なのはその“先”。

腸内細菌が働いて作り出す
「短鎖脂肪酸」です。

これは一言でいうと――
腸が作る“体を守る成分”

この短鎖脂肪酸がしっかり作られているかどうかで、
免疫・炎症・代謝のバランスが大きく変わります。

つまり腸は、ただの消化器ではなく
体全体をコントロールする司令塔なんです。


腸が乱れると起こる不調

腸内環境が乱れると、影響はお腹の中だけにとどまりません。
全身に広がっていきます。

アレルギー(花粉症・アトピー)

腸は、体の免疫の約7割を担っています。

腸内環境が乱れると、免疫が過剰に反応しやすくなり、
花粉症やアトピーなどのアレルギー症状が出やすくなります。


風邪・感染症にかかりやすくなる

腸が整っている人は、
ウイルスや細菌への防御力がしっかり働きます。

逆に腸が弱ると、
「なんとなく体調を崩しやすい」状態に。

季節の変わり目に毎回体調を崩す方は、
腸の状態を見直す価値があります。


認知症との関係(腸と脳はつながっている)

最近では「腸脳相関(ちょうのうそうかん)」という言葉があり、
腸と脳は密接につながっていることが分かってきています。

腸内環境の乱れは、
脳の働きや慢性的な炎症にも関わる可能性があります。


肌トラブル(ニキビ・湿疹・くすみ)

「肌は腸の鏡」と言われるほど、
腸内環境は肌に直結します。

腸が乱れると老廃物がうまく排出されず、
肌荒れやくすみ、湿疹などの原因に。

スキンケアだけでは改善しない肌トラブルは、
内側=腸から見直す必要があります。


ダイエット(痩せにくさ)

短鎖脂肪酸には、
脂肪の蓄積を抑える働きがあります。

つまり――
腸が整うと、自然と痩せやすい体になるということ。

食事制限だけではうまくいかない方は、
腸内環境がブレーキになっているかもしれません。


短鎖脂肪酸がもたらす主なメリット

短鎖脂肪酸には、次のような働きがあります。

・腸内を弱酸性に保ち、悪玉菌の増殖を抑える
・腸のバリア機能を高める(=免疫の土台)
・炎症を抑える
・脂肪の蓄積を抑える
・腸の動きをサポートする

こうして見ると分かる通り、
「体の土台」を支えている存在なんです。


腸活におすすめの食べ物

腸活で大切なのは、「バランス」です。

善玉菌を増やす食品

・味噌
・納豆
・ぬか漬け
・ヨーグルト


善玉菌のエサになる食品(ここが重要)

・野菜
・海藻
・豆類
・きのこ類

いわゆる「食物繊維」です。

ここ、かなり大事なポイントなんですが――

善玉菌だけをとっても意味がありません。

エサ(食物繊維)がないと、
短鎖脂肪酸は作られないんです。

つまり、

「菌+エサ」このセットが腸活の基本です。


漢方的にみた「腸」の役割

漢方では、腸を含む消化器系は
「気(エネルギー)」を生み出す土台と考えます。

ここが弱ると、

・疲れやすい
・気力が続かない
・回復が遅い

といった状態につながります。

どれだけ良いものを取り入れても、
受け取る土台が弱ければ、力になりません。

だからこそ、まず整えるべきは「腸」なんです。


まとめ|「よいおなか」はすべてにつながる

4月7日の「おなかと腸活の日」。

語呂合わせですが、
とても本質をついています。

「よいおなか」は、すべてにつながる。

・アレルギー
・免疫
・肌
・脳
・ダイエット

どれか一つではなく、全部です。

・腸内環境が乱れると免疫が過剰反応しやすい
・善玉菌が減るとアレルギーが悪化しやすい
・食事と生活習慣で改善可能

今年、特に花粉症の症状がひどい方――
一度「腸」から見直してみてください。

体は、ちゃんと応えてくれます。

そしてもし、
「自分の場合はどう整えたらいいのか分からない」
そんな時は、ひとりで抱えなくて大丈夫です。

私たちは、
あなたの体質に合わせた整え方を一緒に考えています。

気になる方は、いつでもご相談ください。

ウエスギ薬局 薬剤師上杉優子

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